5.このスケベ(蔵&幽 ※蔵飛、幽螢前提)

「そりゃ、殴られますよ。はい、これ貼って」
「痛っ。そっかなー」
「じゃあ訊きますけど。ずばり、貴方と螢子ちゃんとの関係は?」
「う゛……」
「ね。殴られて当然です。オレだってそんなことしたら、飛影に殴られますからね」
「何でだよ。オメーと飛影は行くとこまで行っちゃってんじゃねぇの?」
「そのはずなんですけどねぇ。どうしてでしょう。シャイなんでしょうか?」
「しょうかって。オレに訊かれてもな。……ってかさ」
「はい」
「オメーが飛影にそんなことしようとするっていうのが想像できねぇんだけど」
「そうですか?」
「…………ああ」
「何ですか、今の間は」
「いや、ちょっと想像してみたりとかしたりして」
「で?」
「やっぱ、想像できねぇな。どっちかってーと、スケベってより変態っぽいイメージだし」
「………それって、どういう意味ですか?」
「あー、いやー、そのー…」
「そう言えば、最近オレ、新しい植物の開発をしてましてね。折角だし、幽助にも手伝って…」
「あ。研究中だったのか。じゃあ、オレは居ない方がいいな。忙しいとこ邪魔したな。じゃっ」
「………って、幽助?あーあ。飛影じゃないんですから、窓から飛び降りて、靴はどうするんですか。全く」

(2005/02/08)
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