252.それではお言葉に甘えまして(外部ファミリー)
「何度言ったらわかるんですか。ほたるの目の前では行動は慎みなさいとアレだけ口を酸っぱくしていっているのに。ほたるが真似をしたらどうするんですか!」
「ほたるならきっと大丈夫だって。大体、僕たちの真似をするなんて、その相手がいなきゃ無理だろ?」
「あなたを相手に真似をしてるじゃないですか。だからみちるがあんな」
「私がどうかして?」
「みちる。お帰り」
「ただいま。……それで、二人で何の話をしていたのかしら?」
「ほたるの前では余りベタつくなってさ。せつなからお説教くらってたとこ」
「兎に角。ほたるの教育に悪いので、やめてください」
「ねぇ。それならほたるがいなければいいって言うことなのかしら?」
「それは、まぁ。ある程度の節度をわきまえてもらえれば」
「ですって、はるか」
「そう。じゃあ、お言葉に甘えるとするかな。お帰り、みちる」
「ただいま、はるか。半日振りね」
「ああ、そうだな」
「……あ、な、た、た、ちっ!」
「なんだよ。ほたるがいないからいいだろ?」
「そういうのは部屋でやってください!私の前でも禁止ですっ!」
(2010/03/31)
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