451.役立たずの助っ人(蔵コエ)
「まさか、あなたに守ってもらう羽目になるとは思いませんでしたよ」
「役立たずのままじゃかっこ悪かろう?」
「結界の張り方なんて、いつ覚えたんですか?」
「必修科目だからな。程度は兎も角として」
「へぇ。……あれ?」
「お前が喋らせるからだ」
「集中力、ないんですね」
「うるさい。傷だらけとはいえお前の体に影響を与えるほどの妖気だぞ?」
「そうでした」
「そんなことより、戦いを見ていろ」 「……そうですね」
(2010/06/14)
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