708.刺激が強すぎ(外部ファミリー)
「大体あなたたちはっ、何回言ったら分かるんですか! せめてほたるの前では――」

 「……はるか。どうにかならない?」
 「そうだなぁ。聞き流すにしても、少し五月蝿いか」
 「ねぇ。はるか」
 「……方法は、あるにはあるけど。怒らない?」
 「えっ?」
 「怒らないって、約束してくれる?」
 「え、ええ」
 「約束だぜ?」

「聞いてるんですか?」
「せつな」
「なんでっ――」
「よし、黙った」
「……はるか?」
「怒らないって、約束だよな?」
「けど、だって今の、舌……」
「刺激、強い方がいいだろ?」
「あれは、強すぎよ。せつな、硬直したまま戻ってくる気配ないじゃない」
「……あれ? そんなよかったのかな?」
「はるかっ」
「冗談だよ。……おーい、せつな。せつなさーん?」
「……はるかっ、あなたって人はっ!」
「っと。気をつけたほうがいいぜ、せつな。あまり大口開けてると、また」
「今度は私が、その口を塞いでよ?」
「えっ?」
「みちる?」
「あら。だってはるかだけ、ずるいじゃない。私だってせつなとキスしたいわ」
「〜〜〜っ。ふざけるのもいい加減にしてください!」
(2010/09/05)
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