975.沸点の低い怒りゲージ(はるみち)
「どうしてそうやってあの子のこととなると貴女は短気になるのかしら」
「あの子?」
「星野光」
「まさか。あいつが何をしようと、僕はそれに影響されたりはしないさ。例え些細な感情でもね」
「だったら、うさぎが原因?」
「何言ってるんだよ」
「じゃあやっぱり星野光ね」
「みちる」
「ほら」
「べ、つに。怒ってないだろ」
「はるか」
「君こそ、どうしてそんなにイラついてるんだ? いつもはもっと」
「穏やかなんて、表面だけよ。私は、はるかと違って相手が誰であろうと関係ないんだもの」
「……それはそれは」
(2011/12/06)
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送