涙 |
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夢を、見ていた。親同然に慕っていた親方が死ぬ、夢。違う、あれは現実だ。なかなか懐こうとしない俺を大切に育ててくれた親方や仲間達。そいつらを、俺は助けられなかった。逃げろと言われて、そのまま逃げた。卑怯な現実。 |
(2004/09/07) |
雨の日。 |
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コン、と窓を叩く音。顔を上げると、突然強い雨が降り出してきた。仕方ないな。溜息を吐き、立ち上がる。 |
(2004/09/10) |
窓 |
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窓には、何もない。
「蔵馬」 |
(2004/9/10) |
牛乳・1 |
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突然、飛影が牛乳を買って来いといった。 |
(2004/09/12) |
牛乳・2 |
夜の道を並んで歩く。右手にはコンビニの袋、左手には小さな彼の手。 |
(2004/09/12) |
かげ。 |
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朝方だとか夕方だとかに一緒に歩くことは余り好きではない。ただでさえ距離があるのに、余計に距離が出来てしまうからだ。それは影であって実際の俺たちではないと理解ってはいるのだが。どうしてもそれが気にくわん。 |
(2004/9/11) |
まいるなぁ。 |
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窓を開けて立つ。俺の気配に気づいていた蔵馬は、その時既に、俺の目の前にいた。靴を脱がせ、オレを抱きかかえる。そのまま俺を膝に乗せるようにしてベッドに座ると、額にキスをした。オレを見つめ、苦笑する。 |
(2004/9/16) |
選択 |
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「昨日は、何処に行っていた?」 |
(2004/9/21) |
光 |
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「何故、アイツを殺さなかった?」 |
(2004/9/24) |
引越し |
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引越しをした。部屋の場所を教える。だから今すぐ自分と一緒に人間界に来い。
「何もないんだな」 |
(2004/9/26) |
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