月夜


 いつからこんな体質になったのか、あまり憶えてない。気がついたときには、オレは狼男と呼ばれるような生き物になってた。
 母親は、俺が狼に変化する様を見て、俺を捨てた。当たり前だ。自分の腹からこんな化け物が生まれたとあっては。といっても、完全な狼になるわけじゃない。狼のような人間、言うところの人狼(ワーウルフ)になる。とはいえ、化け物なことに代わりはない、か。唯一の救いは、彼女が狂わなかったことと、その手で殺されなかったこと。
「おいで」
 読み終えた本をサイドテーブルに置くと、彼は俺を呼んだ。ベランダで空を見ていた俺は、部屋に入り、窓を閉めようとした。けど、長い鎖が挟まってしまって、上手く閉まらない。
「仕方ないね、君は」
 クスリと微笑うと、彼は立ち上がり鎖を引いた。俺の代わりに窓を閉める。
「おいで」
 俺の意志を確認する前に抱き上げると、彼はソファへと座りなおした。必然的に、俺は彼の膝の上に座ったような形になる。彼は俺の髪を梳くようにして頭を優しく撫でた。
「君は猫のようだね」
 頬を寄せる俺に、彼は満足そうに微笑った。俺は何も言わずに髪を梳いていた彼の手をとると、自分の体に回した。開いている彼の右手には、自分の指を絡める。伝わってくる優しい温もりに、俺はゆっくりと眼を閉じた。
 長い間、放浪生活を送ってた。運良く拾われることもあったけど、28日周期で襲ってくる変化はそう長い間隠せるもんじゃなかった。狼男であることがバレる度に、俺は次の寝床を探して彷徨った。
 今の彼には、6ヶ月前に金で買われた。その前に俺を拾ってくれた女が、化け物だと解かった俺を、高額で売りに出してたらしい。金で買われるくらいならと、逃げ出すことも考えたけど。女の話だと、彼は俺が狼男であることを承知で買ってくれるのだという。物好きもいるもんだ。でも、それなら。捨てられることは、ないかもしれない。そんな期待から、俺は彼に買われることにした。
 幾度となく人間に失望してきたのに、それでもなお、人間を信頼し、その温もりを渇望してる自分が妙に可笑しかった。
「満月まで、もう少しだね。明日、かな?」
 彼は窓から見える月を見て、満足そうに微笑んだ。眼を開けた俺も、月を見る。青白い輝きを放つそれは、彼の言う通り、明日には真っ赤な満月へと成長するだろう。
 俺の首には輪がはめられ、そこからは長い鎖が伸びている。逃げ出さないようにと、彼がつけた。始めはこんなものつけられてはいなかった。だからと言って、それが今より自由であったというわけではないけど。
 彼の家に来たとき、俺は彼の部屋にある大きな檻の中に入れられた。まるで珍獣でも扱うかのように。ああ、違うか。俺は珍獣だ。満月の光を浴びて狼に変化する俺は、とても人間とはいえない。その檻の中で、俺は1週間ほど時を過ごした。彼は俺がどのようにして狼に変身するか知らないらしく、毎日俺を観察しては、残念そうに溜息を吐いていた。
「狼にはなってくれないんだね」
 ある日、つまらなそうに彼が言ってきた。だから俺は、なろうと思ってなれるもんじゃない。と答えた。月の光を浴びると狼になれるんだ。すると彼は、じゃあ檻を外に出さなきゃね、と微笑った。ここじゃ月の光は浴びられないからね、と。そうして俺は、檻ごとベランダに出された。秋なのに、真冬のように寒い夜だったと思う。
「暖かくなってきたね」
 月から俺へと視線を移すと、彼は俺を強く抱きしめて言った。
「春、近いのかな」
 首筋で、彼が呟く。俺は未だ月を見ていた。
「寒い」
「ん?」
「冬でも、春でも、夏でも、秋でも。寒い」
 彼に眼を合わせることなく、俺は言葉を発した。話したんじゃなく、発した。
「君は、寒がりなんだね」
 困ったような口調。俺は、そうだよ、と頷いた。
「どんな季節でも、独りは寒い」
 満月は、確実に近づいてきている。いつか、完全な狼になった俺は、彼を食い殺すのだろうか?
 回を重ねるごとに、人狼でいる間の記憶の欠落が多くなってきてる。多分その時間、俺は理性を失い、完全に野生化しているのだろう。
 以前、彼が腕に包帯をしてたときがあった。どうしたのかと尋ねたら、朝食を作っているときに火傷をしたなどと言っていた。そのときはそれで納得したけど。考えてみれば、彼は大富豪で。自分で家事をする必要なんて、どこにもなかった。そして、その日が人狼でいる間の記憶の欠落を確信した、最初の日だった。
「もうこんな時間だね。もう、寝る?」
 俺の頬に優しい口付けをすると、彼は顔を覗き込んできた。
「今日も、一緒に寝ていい?」
「いいよ。もう毎日一緒に寝てるんだから、そんなこと訊かなくてもいいのに」
 俺の質問に苦笑すると、彼は俺を抱いたまま立ち上がった。首から下がっている鎖が、ジャラと冷たい音を立てる。その無機質さが怖くて。俺は彼を強く抱きしめた。
 まだ満月でもないのに、俺は檻ごとベランダに出された。どうしてこんな無意味なことをするのだろうと思った。冷たい月の光の中、凍死しないようにと丸まりながら考えた。答えを出すのに3日ほどかかった。俺は彼に、月の光を浴びると変化すると伝えた。正しくは、満月の光を浴びると、だ。そのことを彼に告げると、どうしてもっと早くそれを言わないんだ、と怒られた。怒られたけど、その日からは部屋の中に戻してもらった。檻はない。その代わり、俺の首には輪がつけられ、無意味なほどに長い鎖で部屋に繋がれた。何でこんなに長い鎖なのかと訊いたら、彼は微笑っただけで、答えてはくれなかった。
「鎖、外そうか」
 ベッドに俺を横たえ、額に口付けをすると、彼は言った。
「外すの?いいの?」
「だって、そんなのしてたら眠れないでしょう?」
 言いながら、彼は俺の首輪から伸びている鎖を外した。それを床に放り投げると、毛布やらを持って俺の隣に横になった。どうやら、外すのは鎖だけらしい。彼は俺の頭の下に右腕を通し、左手で強く抱き寄せた。眠るときにこうして抱きしめられたのは初めてなので、俺は少し戸惑ってしまった。どうしていいかわからずにされるがままになっていると、彼は足を絡めてきた。
「いいの?」
「何が?」
「こんなことっ…」
 突然、唇を塞がれた。それはいつも頬や額にしているものじゃなくて、口の中を割って入ってくる、荒くそして酷く優しいものだった。
「狼に、なりかけてるね」
 俺を強く抱きしめ、言う。
「何?」
「犬歯、鋭くなってるよ」
 もう一度口付けをすると、彼は俺の歯を丁寧に舌でなぞった。
 そういえば、口にキスをされたのは今日が初めてだ。
「何でこんなことするの?」
「可愛いね。値は張ったけど、君を買って正解だったよ」
 顔が近づいてきてもう一度キスされると思った。でも、彼は俺と額を合わせただけだった。焦点をあわせることに手間取っていると、見透かしたように彼がクスリと微笑った。
「君は、僕を怒ってる?人間である君を、金で買った僕を」
 目の前の顔は微笑ってるのに、彼は哀しそうな声で言った。だからというわけじゃないけど、俺は首を横に振った。額がこすれて、ごりごり言った。
「怒ってないの?」
「俺は人間じゃないから。俺を買ったことに対してはちょっと不満があるけど、人間である俺なんてどこにもいないから」
 俺は、化け物だ。
「違うよ。君は人間だ。この6ヶ月の君との生活で、ようやく解かったよ」
 哀しそうに微笑うと、彼は啄ばむように口付けをしてきた。何度か繰り返されてるうちに、俺も何かしなきゃいけないと思った。思ったと思ったら、俺は自分から彼にキスをしていた。
 初めて彼の前で人狼になった夜、彼は俺を檻のへ入れ、1日中観察していた。2度目もそうだった。そして3度目、彼は狼にも人間にもなれない俺と、同じベッドに入り眠った。狼になった夜は、その習性からかいつも眠れなかったんだけど、意外にも俺は彼の隣であっさりと眠りについてしまった。思えば、狼の姿のときに誰かと一緒に眠るのは初めてだった。4度目は、朝眼を覚ましたら、彼の腕には包帯が巻かれていた。
 明日は、彼と共に迎える6度目の満月。
「俺は化け物だ」
 キスするのを止めると、俺は呟いた。
「君は人間だよ」
「化け物だ」
 彼の優しい声を訊きたくなくて、俺は彼の言葉を遮るようにして言った。彼はまた、哀しそうに微笑った。
「明日になれば、アンタだってそう思うはずだ。俺は化け物だ。耳や尻尾の生えた、獣の臭いのする生き物を、どうして人間だっていえる?人間の言葉を喋り、二足歩行する動物を、どうして狼だっていえる?」
 彼の眼を見ているのも嫌で、俺は眼を瞑った。強く、強く瞑った。
「どうして俺ばっか、こんなことっ…。どうせなら、完全な狼になれたほうがよかった」
 でも、そうなったら、俺はアンタを殺すかもしれない。俺の中にいる自由を好む獣は、自分を縛り付けているアンタをきっと恨んでる。
「それでもいいよ」
 優しい声が、頭の中に響いた。それでもいいよ。
「そんなこといわないでよ。本当にそうなるよ?」
「それが本当なら、尚更いいかもね」
 眼を開けた俺と、彼の眼が合う。彼は優しく微笑った。俺は首を横に振った。
「駄目だ。俺、この間、記憶をなくした。こうしていてもときどき記憶がなくなるときがある。月を見てると、吠えたくなる」
「だったら、吠えればいいよ」
「そんなこと、出来ない」
「だったら、月を見なければいいよ」
「そんなこと、出来ない」
「我侭だなぁ、君は」
 彼はさも可笑しそうに言うと、俺の頭を撫でた。そのまま、抱き寄せる。俺は、彼の首筋に唇を当てるような形になった。太い血管を通して、彼の鼓動が伝わってくる。ここを噛み切ったら、血が噴出すだろうか?そしたら、彼は死んでしまうのだろうか?
「僕を、殺したい?」
 突然、彼が聞いた。殺したい?いいよ、殺しても。
「でも、そのあとが心配だよ。新たな家で、君が上手くやっていけるかどうかが」
「そんな話、聞きたくない。俺はアンタを殺さないから、そんな話、必要ない」
「そう。殺さないんだ」
 残念そうに呟く。喉の振動が俺の唇に伝わってきた。口を開けて、軽く、噛み付く。
「アンタは殺されたいの?」
「わからない」
 くすぐったそうに、彼は微笑った。そしてまた、わからない、と呟く。
「でも、君になら殺されてもいいって思う」
「何で?」
「わからない。でも、思うんだ」
「変なの」
 呟いて、俺は笑った。彼がそんな曖昧な言葉を発するなんて。でも、考えてみれば、俺は彼の何をも知らない。そう思ったら、少しだけ、哀しくなった。
「或いは――」
 独り言を言うように、彼は呟いた。
「或いは、残されるのが嫌なだけかもしれない」
「残される?」
「君が先に逝ってしまうことが、僕だけを残して逝ってしまうことが耐えられないのかもしれない」
「何で?」
 俺には、彼の言葉はよくわからなかった。何故、俺が先に死んでしまうことが嫌なんだろう。残されるなんて言葉、俺に使う言葉じゃない。彼の周りには、もっと多くの人間がいる。きっと彼にだって、恋人の1人や2人いるはずだ。
 恋人。その響きに、俺は何となく嫌な気分がした。嫌な気分がしたから、俺は彼を押し退けようとした。急に、その体温が嘘に思えてきたから。でも、彼は押し退けようと胸に当てた手を捕ると、無理矢理ベッドに押し付けた。俺の上に、跨る。
「何、すんの?」
「どうして、わからないかなぁ」
 まるで狼のような眼が、俺を見下ろしていた。けれど、不思議と怖いという感じはなく。ただ、誰しもが見とれてしまうような妖しい輝きを放っていた。その眼が俺に近づいてくる。唇に温もりを感じ、俺は今、キスされているのだとわかった。
「愛してるよ」
 俺の耳元で彼が囁いた。愛してるよ。
 その言葉は、耳から波紋のように体に広がっていった。それと同時に、今まで感じた事のない熱が、体中に広がっていった。
「君を独りにはしない。だから、僕を独りにはしないで」
「………っ」
 呟くように言うと、彼は俺の服を剥がし、舌を這わせた。これから何をされるのか、容易に想像がついた。俺を拾ってくれた男の中には、これを強要してくる奴もいたから。そのときは嫌悪でいっぱいだったけれど、彼には不思議とそんな感じはしなかった。アイシテルという彼の言葉の所為かもしれないと思った。それとも、俺自身の感覚が麻痺してるのかもしれないとも思った。どちらでも有りそうだし、どちらでも無いような気もした。結局、どっちでもいいやって結論になり、俺は抵抗もせず彼に体を預けた。
 彼は酷く優しかった。その優しさに、少しだけ胸が痛くなった。体は痛くないのに、胸の奥が痛かった。彼は慣れたような俺の動きに、時折顔を歪めた。どうしてそんな顔をするのかわからなくて。訊こうと思ったけど、発した声は言葉にならなかった。今日はまだ満月じゃないのに、俺の口からは獣のような声しか出てこなかった。
「君は、どうして僕を殺さないって思ったの?」
 汗で湿り気を帯びている俺の体を抱きしめると、彼は言った。
「何?」
「自分を今まで裏切ってきた人間を、殺したいって思ったことはない?」
 額に張り付いた髪を掻き揚げ、彼はそこに唇を落とした。俺は体を軽く丸めると、彼の首と顎の間に頭を埋めた。
「思わなかったって言えば嘘になるかもしんない。でも、俺はまだ人間でいたいから」
 人間を否定したら、きっと俺は、本当の獣になってしまうだろうから。
「やっぱり、君は人間だよ。化け物なんかじゃない」
 優しい声で言う。それと同じくらい優しく、彼は俺の頭を撫でた。優しすぎて、少しだけ泣きたくなった。堪えるように、彼を強く抱きしめる。
「それに、今まで俺を裏切ってきた人間と、アンタは違う。アンタは、俺を裏切らない」
「それって、信頼してくれてるってこと?」
「わかんない。でも、そんな気がする」
 小さく、首を横に振る。少し前とは逆だ、と思った。もう一度、わかんない、と呟く。
「もう独りにはなりたくない」
「君を、独りにはしないよ。僕が死んだあとの君の世話は、あるヒトに頼んであるから」
「そうじゃなくて」
 彼の言葉に、俺は首を横に振った。そうじゃない。彼の背中に爪を立てる。
「痛っ…」
 いつの間にか、俺の爪は鋭くなってて。彼の背中に深く食い込んだ。それでも、もっと強く彼を抱きしめる。
「アンタとは離れたくないってこと」
 呟いて、俺は彼から体を離した。不思議そうに俺を見つめる彼の体に跨り、口付けを交わす。
「もしかしたら」
 唇を離し、彼を見つめる。
「もしかしたら、俺もアンタを『アイシテル』のかもしんない」
「…そう」
 もう少し、嬉しそうな顔をするのかとも思ったけど。彼はそのままの表情で頷いた。そして、愛してる、か。そうなのか、と独り言ちた。
「嬉しい?」
「嬉しいよ」
「ホントに?」
「本当」
「だって、全然嬉しそうに見えないよ」
 俺は彼の頬を両手で包むと、触れるだけのキスをした。彼の口元が、僅かにつり上がる。
「じゃあ、どうすれば嬉しそうに見える?僕にどうして欲しい?」
「アンタは、どうしたい?」
「………そうだな」
 呟くと、彼は俺と体を入れ替えた。激しい口付けを交わす。俺の中の獣の血が、満月でもないのに騒ぎ始める。
「色んなこと、したいよ。君と。人間らしいことも、狼みたいなことも」
 血に飢えた狼みたいな眼をして、彼が言った。
「そんなことしたら、アンタも人狼になっちゃうよ」
「それもいいかもしれない。満月の夜に、二人並んで吠えるのもいいかもしれない」
 クスクスと笑いながら、彼がキスをする。俺はそれを受けながら、二人で満月に向かって吠えているところを想像して、笑った。
「そうだ。ねぇ、俺、アンタの名前、知らない」
「そう言われてみれば、教えてなかったね。でも、ヒトに名前を訊くときは自分から名乗らないと駄目だよ」
 人差し指を俺の目の前にピンと立て、諭すように彼は言った。俺は彼の手を見つめながら、首を横に振った。
「俺、名前ないよ。だから教えられない」
 もともとの名前は、母に捨てられたときに捨てた。今の俺には、名乗れる名前なんてない。何となく、それが人間を放棄してしまったようにも思えて。名前がないのが恥ずかしくなって。俺は彼から眼をそむけた。その耳元に、彼が唇を寄せる。
「じゃあ、僕が名前をつけてあげるよ」
「え?」
「君は、リョーマ、だ。今日、この瞬間から、君はリョーマという人間だ。いいね?」
 彼の言葉に、俺は顔を戻した。眼が合うと、彼は優しく微笑った。反論しようとも思ったけど、その理由も権利もないことに、俺は閉口した。いいや、違う。きっと、嬉しかったからだ。名前をつけてもらったということで、人間として生きてもいいといわれているような気がして。
「じゃあ、自己紹介」
 こんな格好でするのもどうかと思うけどね、と、彼は苦笑しながら言った。そうだね、可笑しいね、と俺も笑い、彼を見上げた。
「……お、俺の名前、は、リョーマ」
「うん。僕は周助。不二、周助。改めて、よろしくね、リョーマ」
 顔を赤くしている俺に、彼はクスリと微笑った。握手の代わりにキスを交わす。なんだか順序がちぐはぐだね、と唇を離した彼が、また、微笑った。俺は、こういうのもいいんじゃない、と微笑った。
 彼に抱かれながら、不図、窓の外に眼をやった。月は、いつの間にか雲に隠れて見えなくなっていた。気がつくと俺は、尖った牙も尖った爪も無くなっていた。無くなって、人間らしくなっていた。名前もつけられた。けれど、俺は人狼の時よりも獣になっていた。そして、彼もまた、獣になっていた。





過去と現在がごちゃ混ぜでちょっと読みにくい?
文体がいつもと違うのは昨日読んだ本の所為。
修正したらちょっと自分らしさを取り戻したけどね。
ナチュラルに事の最中を描けるようになりたいです。
…例によって例のごとく(?)、不二とリョーマじゃなくてもいいぢゃん!なんてことは言わないでι
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